独自の抽出技術と、蓄積されたノウハウで、植物エキスを抽出
アイ・ジャパンの独自製法で、「濃厚な植物エキス」を抽出します。精油成分が水に溶け込んだ、濃厚な蒸留水です。長年の研究と蓄積されたノウハウで、植物の種類や部位、お客様が求める用途に合わせて、温度と圧力を調整します。
一般的な水蒸気蒸留法では、精油をとることが目的のため、精油をのぞいた水(芳香蒸留水やフローラルウォーターと呼ばれます)にはそれほど成分が残りません。
アイ・ジャパンの高温高圧蒸留法は、精油を水に溶け込ませることが目的です。そのため、水と油が分離せず一体となり、植物に含まれるテルペン類などのフィトンチッド成分が丸ごと抽出されるのです。アミノ酸類なども豊富です。
「植物エキス」のほうが馴染みがあるため、この言葉を使っていますが、私たちが作っているのは精油ではなく水です。溶剤を一切使わずに、精油が水に溶け込む抽出技術を発明し、安心安全、濃厚な植物エキスです。一般的な意味合いとしては「濃厚な芳香蒸留水」または「植物エッセンス」が正しいと思います。
お好みの植物から、「高品質な植物エキス」を抽出します
山・竹林・田畑を管理されている方、資源を有効活用して、新製品を作ってみませんか?
無農薬栽培にこだわっている方、大切に育てた植物から、植物エキスを作ってみませんか?
アイ・ジャパンの独自製法(蒸留式)で作られる植物エキスには、「まるで目の前に植物が存在しているかのような、植物そのものの香り」が楽しめます。
弊社を利用されるお客様は、抽出された植物エキスを活用し、消臭除菌スプレー、ルームミスト、アロマ、フレグランス、化粧水、化粧品、飲料水、食品添加物、食品、植物活性剤など、オリジナル商品を作られています。
「植物エキス」の抽出実績
植物の種類 | 推奨用途・商品化事例など |
スギ/杉(枝葉、幹、皮) | 消臭、除菌、ウイルス対策/杉茶など |
ヒノキ/檜(枝葉、幹、チップ) | 消臭、除菌、ウイルス対策/檜茶など |
マツ/松(葉、枝、幹、皮) ※赤松 | 松葉茶、育毛剤など |
アスナロ/翌桧(幹) | 消臭、除菌、ウイルス対策 |
ヒバ/檜葉(幹) | 消臭、除菌、ウイルス対策 |
モウソウチク/孟宗竹(茎、パウダー) | 化粧水 |
タケノコ/竹の子 | |
ビワ/枇杷(枝葉葉) | 化粧水 |
チャノキ/茶の木(茶の実、葉) | |
シャクヤク/芍薬(乾燥花、生花) | 化粧水 |
ホワイトセージ(葉) | 浄化、虫除け |
パロサント(幹) | 浄化 |
ローズ、バラ/薔薇(生花、乾燥花) | アロマ、化粧水 |
ヨモギ/蓬 | 化粧水、食品、虫除け |
カキドオシ/垣通し | 食品 |
アサ/麻(茎) | |
セイタカアワダチソウ(葉、根) | 除草剤、化粧水 |
ユーカリ(葉、実) | アロマ、虫除け |
シロバマムシヨケギク/除虫菊 | 虫除け |
ペパーミント | アロマ |
ラベンダー(花) | アロマ |
レモングラス | アロマ |
イチイ/一位/紅豆杉(幹) | 食品 |
イチョウ/銀杏(葉) | 食品、お茶 |
シソ/紫蘇 ※赤シソ、青シソ | アロマ |
トウガラシ/赤唐辛子 | 虫除け |
ドクダミ | 食品 |
マコモ/真菰(葉) | アロマ |
カキ/柿(葉、実) | |
キリ/早世桐(幹) | |
エンジュ/槐(葉) | |
トチュウ/杜仲(枝葉) | 食品 |
クスノキ/楠・樟脳(枝葉) | 虫除け |
クマザサ/熊笹(葉) | |
ナンテン/南天(葉、実) | |
ローズマリー(葉、花) | アロマ、虫除け |
カモミール、カミツレ(花) | |
コーヒー/珈琲(焙煎した豆) | アロマ |
ワサビ/山葵(葉) | 虫除け、アロマ |
ニーム(葉) | |
ウメ/梅(青梅) | |
ゲットウ/月桃 | |
クロモジ/黒文字(枝、葉) | 殺菌、虫除け、アロマ |
アロエ(葉、ゲル) | 化粧品 |
「その他」の抽出実績
素材 | 備考 |
堆肥 | 粉末の堆肥から、有効成分を抽出。 |
魚肥 | 固形の魚肥から、有効成分を抽出。使いやすい液体肥料に。 |
価格、納期、お支払い方法
抽出費用 | 66,000円(税込) |
納期 | 原料をいただいてから、1〜2週間程度 |
お支払い | <新規のお客様> 植物エキスと一緒に請求書をお送りします。到着後1週間以内にお振り込みください。 ※すでにお取引のあるお客様は、月末締め・翌月払いにて承ります。 |
よくある質問と答え
Q.抽出されるのは油ですか? 水ですか?
水です。
「精油成分が溶け込んだ、水溶性の蒸留水」となります。
一般的な水蒸気蒸留法で作られる芳香蒸留水・フローラルウォーターと比べると、濃厚な水と言えるでしょう。
<水蒸気蒸留法>
●「精油を集める目的」で抽出します。
●精油と水は「分離した状態で」蒸留されます。
●水の部分は「芳香蒸留水」「フローラルウォーター」などと呼ばれます。
<アイ・ジャパン独自の抽出法>
●「精油を水に溶け込ませる目的」で抽出します。
●精油と水は「混ざった状態で」蒸留されます。
●そのため、精油成分が多い植物から抽出すると、単体でアロマが楽しめるほど濃厚になります。
Q.植物エキスはどんな色になりますか?
●精油が多い植物 :淡い乳白色〜淡い黄褐色
●精油が少ない植物:ほぼ透明
Q.抽出に必要な量はどれくらいですか?
植物によりますが、「40リットルのポリ袋(可燃ごみ用の大きい袋)に一杯に詰め込む程度」が目安です。
これくらいの量があれば、濃いエキスが抽出できます。
よく勘違いされるのですが、40リットルは「すきまも含めた体積」です。
葉っぱを袋にぎゅうぎゅうに詰めて、すきまがあっても40リットルくらいあれば抽出できる、という話です。
40kg(キログラム)ではありませんので、お間違えのないように。
Q.何リットルくらいエキスが抽出できますか?
植物の種類や量にもよりますが、原料を40リットルのポリ袋一杯を用意していただければ、最低でも5リットル、多ければ20リットルは抽出できます。
(20リットル抽出できた場合、1リットルあたりの抽出費用は3,300円となります。原価計算の目安にしてください)
Q.植物は摘み取ってすぐ送れば良いですか?
いいえ。
生の状態で送られると、輸送中に蒸れて腐りやすくなり、カビが生えることがあります。
基本的には、植物をしっかり乾燥させてからお送りください。
どうしても生の植物で抽出されたい場合は、ご相談ください。
生の植物には、水分がたくさん含まれていますから、必然的にエキスは薄くなります。
Q.植物以外からでも抽出できますか?
はい。
例えば固形肥料から有効成分を抽出し、液体肥料に変えることができます。
ただし、現在は植物をメインに抽出しているため、基本的には植物以外の抽出はおこなっておりません。