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クマ笹は、イネ科の植物で、60年も枯れずに地中に巡らす根からの成分をたっぷり吸い上げ、冬でも枯れない強い生命力を持っています。 中国では、3000年もの昔から高山の健康食品として重宝されてきました。 あの大きな体のパンダが、クマ笹を主食にしていることからも、クマ笹がいかにエネルギーを持っているかが推測できます。
クマ笹の有効成分
含有成分は、アミノ酸、糖質、精油、リン、鉄、カルシウム、ビタミンB、C、K、タンニン、葉緑素などが含まれていることが確認されています。 その中でも特に有効な成分として
1.ササ多糖体
2.葉緑素
3.アミノ酸(数種の必須アミノ酸を含む)
をクマ笹の三大成分と呼び、その効果が注目されています。
細胞を強くする他糖類
多糖体は、クマ笹の成分の中枢です。多糖体とは、単糖類が多数結合したもので、エネルギーの源・グリコーゲン、繊維質・セルロース、デンプンなどがあります。
(単糖類-ブドウ糖・果糖など)(少糖類-砂糖など)
特にクマ笹の笹多糖体は活性のある多糖体で、細胞膜や結合組織を形成する構造多糖体であり、デンプン、グリコーゲンのような貯蔵多糖体と異なり、カロリーはありません。 笹多糖類には、細胞膜を強化する働きがあります。細胞膜は、栄養素が出入りするところで、健康な細胞を維持するいわば屋台骨。ですので、細胞の抵抗力を強め、老化を防ぐ働きがあります。
血をきれいにする葉緑素
クマ笹は、冬のわずかな太陽の光も有効な栄養素に変えて蓄えます。それは、クマ笹は多量な葉緑素(クロロフィル)を含んでいるからです。この葉緑素は、人間の血液の赤血球の赤い色ヘモグロビンと大変その構造が似ています。葉緑素もヘモグロビンも基本構造は、ポルフィリン環と呼ばれるものです。人間の血液に大変近い形をしている為「緑の血液」ともいわれ、増血作用も活性化する働きがあります。他に葉緑素には、口臭などの脱臭作用はご存じかと思いますが、新陳代謝促進などの効果もある事がわかっています。クロロフィルには赤血球の酸素消費を高め、解毒作用を持ち、老廃物の排出にも役立つからです。
細胞をつくるアミノ酸
たんぱく質はアミノ酸から作られています。その中でも必須アミノ酸は、細胞分裂を促進して細胞を若返らせる働きがあります。クマ笹には、思いがけないほど沢山の必須アミノ酸を始めアミノ酸が含まれています。また、アミノ酸以外のミネラル分も多く含有しています。