【製品紹介 #01】土と微生物にやさしい「アレロパシー除草剤」で、ドクダミもしっかり枯らす!

アレロパシー除草剤「ALLELO」の除草試験

5月9日、会社の周辺に生えたドクダミを刈り取りました。ドクダミは再生力が強く、刈り取ってもすぐにまた生えてきてしまいます。そこで、アレロパシー除草剤の効果を試してみることにしました。

アレロパシーとは、ある植物が他の植物の生育を阻害する作用のことです。(正確には阻害だけはありませんが、除草剤についての記事なので、阻害のみ記述します)

セイタカアワダチソウなどの植物が持つアレロパシー物質を利用した除草剤は、環境への負荷が少ない雑草防除手段として注目されています。試験方法は以下の通りです。

試験期間

2024年5月9日〜5月14日

天気(岐阜県可児市)

  • 5/09 晴れ 時々 曇り
  • 5/10 晴れ
  • 5/11 晴れ 時々 曇り
  • 5/12 曇り 時々 雨
  • 5/13 雨 時々 曇り
  • 5/14 晴れ

試験内容・結果

5月9日
「エリアA」にアレロパシー除草剤「ALLELO」を5倍に薄めてジョウロで撒いた。
「エリアB」には何もしなかった。(対照区)

5月14日
「エリアA」のドクダミはほとんど枯れていた。
「エリアB」のドクダミは変化がなかった。

考察

以上の結果から、アレロパシー除草剤にはドクダミに対する除草効果があったと考えられます。ただし、ドクダミは地下茎を持ち、地中深くまで張り巡らせているため、地上部が枯れても地下茎から再生する可能性があります。

茎まで完全に枯らすには、除草剤を地中まで浸透させる必要があるかもしれません。また、花が咲く前の5月中に駆除作業を済ませるのがポイントのようです。

今後も経過を観察しつつ、アレロパシー除草剤の効果的な使い方を探っていきたいと思います。ドクダミ対策に悩む方の参考になれば幸いです。

アレロパシー除草剤の使いかた

・アレロパシー除草剤を水で5〜10倍に薄めて、ジョウロなどで撒くだけです。
・「晴れた日が3日以上つづくタイミング」で撒くと効果的です。

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