作曲は「SunoAI」にお任せ! 音楽生成AIの進化に驚く

backspace.fmでお馴染みの松尾さんが共同で立ち上げたメディア「テクノエッジ」が面白いです。画像生成AIや、音楽生成AIの特集記事が人気のようで、私はとくに音楽生成AIに興味を持ちました。

私は10代の頃にアコースティックギターを始め、弾き語りができるようになりました。30歳頃の時には、ウクレレをまじめに練習し始め、何曲かオリジナル楽曲を作っていました。

その後、仕事が忙しくなると、作曲をする余裕がなく、でも心のどこかで「いつか、ちゃんと作詞作曲をしてアーティスト活動がしてみたいな」と考えているのでした。

今年は「漫画を描くぞ!」と決めて動いていますし、一応仕事もしていますから、作詞作曲にまで手を出したら、全部中途半端で終わってしまうと思い、諦めていました。

ところが、たった一晩で事情は変わりました。

昨夜、テクノエッジで紹介されていた音楽生成AIの「Suno」(スノとか、スーノと読むらしい)を試してみたところ……とんでもない速さで楽曲が完成することが分かったのです! 高級炊飯器を買った時の日記を歌詞にして、あとはプロンプト(音楽のジャンルや楽器、雰囲気などの命令文)をちょこちょこっと書くだけで、数十秒で楽曲が出来上がるのです……!

自分好みの曲になるまで何度か作り直して、5回目くらいでかなり良い曲ができました。それが「高級炊飯器は素晴らしい」という楽曲です。

まじめな声で、「高級炊飯器は素晴らしい!」なんて歌っているのが面白おかしく、音楽を聴きながら笑ってしまいました。SEKAI NO OWARIのFukaseのイメージです。まずは聞いてみてください。

私は「ボカロP」(初音ミクなどのボーカロイドに、自分で作った楽曲を歌わせること)にも興味があったのですが、いずれにしても時間がかかりすぎてしまいます。しかし、「Suno」を使えば、歌詞を書くだけで、あっという間に楽曲が作れてしまうのです。

「Suno」は歌詞の生成もできるのですが、それをやってしまうと、誰の何のための曲なのか分からないので、歌詞はきちんと書きたいと思います。いやはや、それにしても、Sunoはすごい! 他の音楽生成AIは試していませんが、比較記事によると、「日本語を歌わせるならSuno一択」とされており、当面は「Suno」で楽しく音楽配信を続けていこうと思います。