消臭|除菌|化粧品原料|アロマ|ウイルス対策|空気清浄|森林浴|虫よけ|動物よけ|植物活性剤・植物性除草剤|水質浄化|食品・飲料用原料|浄化・スピリチュアル|杉茶・檜茶・松葉茶 など(各種OEM製造承ります)

「筋トレ」と「食生活の改善」で熱中症予防(電気代、医療費、食費も節約できる!)

はじめに

私は子供の頃から汗かきだった。食事のたびに汗をかく。少し動くたびに汗をかく。暑さに弱く、夏場はずっと汗をかいていた。汗をかきすぎると疲れてしまい、頭がぼーっとしてしまうから、家でも仕事場でもエアコンが必須だった。

今年(2023年)はエアコンをほとんど使っていない。岐阜の南部は暑く、先日は2日連続で35度を超えたのだが、車の中でも、仕事場でも、一切エアコンを使っていない(家では使っている)。もちろん汗はかくのだが、滝のような汗が流れることは無くなった。

食生活を見直し、ケトン体を目覚めさせよう!

暑さに強くなった理由は2つある。1つは「食生活の見直し」だ。

最近流行りの「18時間断食(あるいは16時間断食)」「ケトン体ダイエット」といった類の食生活は、やはり体に良いようだ。私はもともと1日2食だったし、お腹が空いていなければ食事を抜くこともあったから、無意識に18時間断食やケトン体ダイエットを実践していたことになる。また、自家栽培の野菜ジュースを飲むようになったことや、肉食を減らした影響も大きく、以前と比べてずいぶんと体が軽くなったことを実感している。

ご飯は「お腹が空いたら食べるもの」

当たり前の話だが、ご飯はお腹が空いたら食べるものである。

お腹が空いていないということは、前の食事の消化が終わっていないか、栄養素が足りているかのどちらかだろう。間違っても、お腹が減っているかどうかに関わらず、朝だから、昼だから、夜だから食べるものではないのだ。それに加えて、甘いものや油っこいものを間食したり、スポーツドリンクなどの甘いジュースを飲んでいるような人は、自ら病気になりにいっているようなものなので、食生活の見直しをお勧めしたい。

食生活を改善すると、血液がさらさらになって、新陳代謝が良くなって、体温調節や老廃物の排出がスムーズになる。空腹の時間を増やして、肝臓が「ケトン体」を作るようになると、体脂肪(ぜいにく)を分解してエネルギーを作るようになる。だから、食事を減らすだけで、簡単にダイエットはできるのだ。

午前中からバリバリ体を動かす職業の人は、気にせずどんどん食べよう。デスクワークの人は、朝は野菜ジュースだけにしたほうが、頭がよく働きます。もちろん個人差があるので、いろいろ試して、自分が元気になる食事を見つけてみよう!

筋トレを始めよう!

私が暑さに強くなったもう一つの理由が、「筋トレ」である。

筋トレというと、ジムに通ったりプロテインを買ったりして、お金がかかるイメージがあるが、そんなことはない。トレーニング器具がなくても筋トレはできるが、個人的には「ダンベル」だけは合った方が良いと思う。ダンベルがあると、基本的な筋トレができるようになるからだ。

また、「トレーニングベンチ」があると、さらに多くの筋トレができる。私は数年前に1万円のトレーニングベンチと、7000円のダンベルを買った。17,000円の初期投資で、「毎日筋トレし放題」になった。

ネットで調べると、大きい筋肉を鍛えると効率が良いそうだ。「太もも、お尻、肩、胸、二の腕、背中」あたりは筋肉がつきやすい。筋トレというと腹筋のイメージが強いが、腹筋は筋肉が小さいようだ。私の場合は、お腹まわりをスッキリさせるために、腹斜筋トレーニングは欠かさないようにしている。

「ダンベルスクワット」最強説

個人的に最も効果を感じたのは、「ダンベルスクワット」である。ダンベルを両手に持ったままスクワットをするだけ。自然と「空気椅子」のような体勢になるのだが、「太もも」と「お尻」の筋肉に強烈に効いているのが分かる。最も筋肉が大きい部位だから、筋肉がつきやすく、筋トレの効率が非常に高い。

本格的に筋トレを始めてまだ2ヶ月程度だが、驚くほどの効果が出ている。

<たった2ヶ月で実感! 筋トレの効果>

  • 体が疲れにくくなった
  • 気持ちが元気になった
  • 坂道や階段を登るのが楽になった
  • 汗をかきすぎなくなった
  • 暑さに強くなった

筋肉がついたおかげで、体を動かすのが楽になり、疲れにくくなった。私はキャンプのついでに山歩きをすることが多いのだが、上り坂が続くとしんどくて、帰る頃には膝がガクガクと震えていることがあった。これがなくなったのだ。

また、暑い日に外に出るのは億劫だったのだが、今は暑くても外に出られるようになった。「暑くても外に出よう!」と思えるのだ。ようするに、気持ちが元気になったということだ。筋肉がつくと「力」が強くなるわけだから、「気力」や「活力」が出やすくなるのかもしれない。センシティブで繊細な人にこそ、「筋トレ」をお勧めしたい。

夏に車の窓を開けて、風を浴びながら運転するのが気持ち良い。今も気温35度の室内で文章を書いているが、頭がはっきりしているし、暑さでクラクラすることもない。もちろん、苦しくなったらエアコンを使うが、苦しくないのであれば使う必要はないのだ。(高齢者は暑さに気づかず熱中症になって倒れることがあるので注意しよう)

筋トレが「熱中症対策」になる理由

「筋肉をつけると熱中症になりづらい」という話は本当らしい。筋肉は水を蓄える貯水タンクのような役割を持っているため、筋肉が多いほどタンクの容量が増え、脱水症状になりにくくなるのだ。

「夏場は水の補給が大事」と言われるが、水を飲むだけでなく、水を蓄える筋肉をつけることも同じくらい大事なのだ。痩せた高齢者や、体質的に筋肉がつきにくい人は、水を飲んでも熱中症になることがあるのは、このためである。また、下半身の筋肉を鍛えることで、血液を心臓に送り返すポンプ機能が強化され、体温調節が正常になり、熱を外に逃がしやすくなるようだ。

「良質な塩」と「良質な砂糖」を摂取しよう

よく知られていることだが、汗をかくと、汗と一緒にナトリウムなどが流れ出てしまう。だから、ただ水を飲むのではなく、天然塩などを混ぜた電解質の水を飲むようにすると良い。

個人的には、天然塩を混ぜた水を常備しておけば問題ないと考えている。塩水が苦手な人は、「干し梅」などもオススメだ。

熱中症対策には塩分だけでなく砂糖も必要と言われるが、スポーツドリンクに含まれる「白砂糖」「果糖ぶどう糖液糖」は避けたい。そういう人には、「黒砂糖」「ドライフルーツ」を常備するのがオススメだ。「ハチミツ」も良いが、毎日摂取するのは避けたほうが良いかもしれない。白砂糖を使わない「飴」は意外とあるので、探してみてほしい。

スポーツドリンクが飲みたければ、「ポカリスエット(粉末タイプ)」か「グリーンダカラ」がオススメ

スポーツドリンクには白砂糖が大量に入っているため、飲まない方が良いくらい。どうしても飲みたければ、2倍か3倍くらいに薄めて飲むと良いだろう。スポーツドリンクの代名詞である「ポカリスエット」は粉末タイプが販売されているので、それに天然塩を混ぜて、特製ポカリスエットを作るのも良い。市販のスポーツドリンクでは「グリーン ダ・カ・ラ」は比較的添加物や砂糖が少ないが、それでも毎日は飲まない方が良い。

「経口補水液」は、市販のものは添加物が多すぎるため、こちらも避けた方が無難。まだスポーツドリンクの方がマシである。人工甘味料入りのドリンクは、脱水状態で弱った体に入れないほうが賢明だろう。

「テストステロン」を増やし、「コレステロール」を減らす

筋トレは、心にも良い影響を与える。先ほども述べたが、私は筋トレを始めてからアクティブになった。筋トレをすると「テストステロン」という男性ホルモンが増える。これによって、以下のような効果があると言われている。

  • 疲れにくくなる
  • 活力が湧く
  • 寝つきが良くなる
  • ストレスに強くなる
  • 気分が前向きになる

先に書いた通り、テストステロンがもたらす効果が、私が実感した筋トレ効果と共通していることに気づくだろう。

健康診断で「コレステロール値が高い」と言われる人は少なくないが、ここでも筋トレが役立つ。「テストステロンの原料はコレステロール」なので、筋トレをすることでテストステロンが増え、コレステロールの数値が下がるというわけである。

筋肉を増やして、ストレスを減らそう!

「ストレスは万病の元」と言われても、ストレスフルな現代社会では、ストレスを溜めない方が難しい。しかし、筋トレをすることで、ストレスに強くなれば、風邪に罹りにくくなるだろうし、偏頭痛、鬱病、無気力状態にもなりにくくなるだろう。

「マッチョな人」をイメージしてほしい。なかやまきんに君に代表されるように、「なんだか楽しそう」な人が多くないだろうか? テストステロンがたくさん分泌されているから、ストレスに強く、前向きで、活力に溢れているのかもしれない。

私がストレス過多だった時期は、しょっちゅう風邪をひき、毎日のように偏頭痛に悩まされていた。ストレスと病気の因果関係は極めて強いことを実感している。

筋トレで「電気代」と「医療費」を節約しよう

エアコンの使用を減らし、「電気代」を節約!

「筋トレをすると、電気代が安くなる」と聞いたら、「そんなバカな?」と思われるだろう。しかし、紛れもない事実である。

筋肉をつけると暑さに強くなり、熱中症になりにくくなるため、エアコンを多用しなくても良い体になる。エアコンの使用が減ったら、電気代が節約できる。車のエアコンを使わなければ、ガソリン代も節約できる。電気代やガソリン代が高騰する中、家庭によっては1万円単位で節約できるのではないだろうか?

筋トレで「医療費」も節約できる!

丈夫な体を作り、病気にならなければ、医療費が節約できる。テストステロンを増やしてストレスに強くなれば、暴飲暴食や衝動買いも減らせるだろう。電気代や医療費が節約できれば、筋トレ用品の元はすぐに取れるだろう。

高価なプロテインは、マッチョを目指す人以外は買う必要はないと思う。筋トレには、トレーニング器具があれば十分だ。もちろん、トレーニング器具がなくても筋トレはできるが、鍛えるのが難しい部位もあるので、ダンベルくらいは持っておくと良いだろう。

健康やダイエットにお金をかける必要はない

人々は健康を手に入れるために、あるいはダイエットをするために、際限なくお金を使う。しかし、お金を使い続けた結果、健康な体になった人も、スリムな体を手に入れた人も、多くはないだろう。

それは、「自分の体のことを知ろうともせず、努力もせずに、お金の力で、健康な体やスリムな体を手に入れようとしている」からである。なんでもお金で解決できると思っているのである。ふしだらな生活をしている人が、どれだけ体に良いものを摂取したところで、「焼け石に水」である。

健康な体づくりの基本は、食生活や生活習慣を見直すことなのだ。

食生活を見直し、「食費」を節約しよう

「最近、空腹を感じたのはいつですか?」

この質問に答えられない人は、おそらく食べ過ぎである。まずは食事の回数を減らしてみると良いだろう。食事を抜くと栄養不足を心配する人がいるかもしれないが、1食抜いたくらいで栄養不足にはならない。

食事を減らすことは、もっとも簡単でお金がかからない方法である。先ほど、「電気代」と「医療費」が節約できると書いたが、食事の量を減らせば、「食費」も減らせるのである。日本人の多くは「食べ過ぎ」と言われているから、大概の人は節約できるだろう。

お酒を飲む人に「休肝日」が必要と言われるように、「休肉日(肉を食べない日)」「休スイーツ日(お菓子を食べない日)」「休シュガー日(白砂糖を取らない日)」など、自分で決めた休養日を設けてみると良いかもしれない。

健康になるためには「油もの、化学調味料、人工甘味料、食塩・食卓塩、白砂糖」を減らすことが大事。食生活に問題がある状態で、「健康食品、サプリ、スーパーフード」などを増やしても意味がない。部屋の掃除、断捨離と同じである。

「18時間断食」は、朝食を抜くだけで良い

冒頭で述べたように、「18時間断食」「ケトン体ダイエット」などは、誰にでもできることだ。しかし、毎日3食お腹いっぱい食べてきた人は、1食でも抜くのが難しいかもしれない。その場合、まずは朝食から抜くと良いだろう。毎日でなくても、1日おきに朝食を抜くとか、はじめはそれくらいで良い。人間、無理をすると長続きしない。

それで、朝食を抜いて問題がなければ、時々で構わないから、18時間は食べない時間を設けよう。これも実は難しいことではなく、例えば18時に夕食を食べたら、翌日の朝食を抜いて、12時以降に昼食を食べる。これで18時間断食していることになるのだ。

最初のうちは空腹感に慣れないかもしれないが、慣れると空腹感が心地良くなる。胃が小さくなるためか、やがて空腹をあまり感じなくなり、食べ過ぎなくなることに気づくだろう。

筋肉をつけて、「物価高」を乗り切ろう!

長くなってしまったが、筋トレがあまりにも効果的だったので、記事にしてみた。楽しんでいただけたなら幸いである。

昨今の尋常ではないレベルの物価高で、私たち庶民の財布は厳しくなっている。このような状況下では、出費を減らすことが重要であることは間違いない。記事を書きながら、「筋トレ」と「食生活の改善」で電気代、医療費、食費が節約できることに気づかされた。「筋トレが節約に繋がる」なんて、我ながら面白いアイデアだと思う。

筋トレを続けていくと、体が健康になっていく。顔やお腹周りがスッキリすれば、自分に自信が持てることだろう。テストステロンが分泌されることで、性格が明るくなる。元気になる。ちょっと怪しいくらい、良いことずくめだ。

「筋肉が水を蓄える貯水タンクのような役割をしている」という情報は、意外と知らない人が多い気がする。しかし、「人間の体の60%は水分でできている」という話は聞いたことがあるだろう。人間の体の一部である筋肉を増やせば、体の水分量も増えるのだから、考えてみれば当たり前のことである。

国の「熱中症対策」は子供っぽい?

国が熱中症対策として推奨しているのは「こまめに水分補給しましょう」「エアコンを使いましょう」「日傘や帽子を使いましょう」「外出を控えましょう」など。子供でも思いつくようなことしか書かれていない。そりゃあ、もちろん大事なことではあるけれども、当たり前のことを毎日のようにメディアで報道されても、熱中症対策になるとは思えないのである。

「年々暑さが厳しくなっているからこそ、暑さに耐えられる体づくり」を真剣に考えて、伝えていくべきではないだろうか?

熱中症が増えている原因は、食生活の乱れ、運動不足のほか、過労やストレス過多により睡眠が満足にとれない社会に問題があるはずなのだ。都会では灼熱のコンクリートの上を歩くから、そういった要因もあるだろう。

おわりに

  • 食生活の見直しや、筋トレを推進して、熱中症になりにくい体を作り、エアコンの使用が減れば、電力不足が起こりにくくなるし、環境にもやさしい。
  • 人々が元気になって、病気に罹りにくくなれば、医療費が減って、税金が減る。
  • 食事を減らして浮いたお金で、国産の良質な食品、減農野菜、無農薬野菜、調味料(とくに醤油、味噌など)を選ぶようにすれば、外資に回るお金が減り、日本の農業が守られる。

このように、健康な体を作り、自然への負担を減らし、日本を守る仕組みを考え周知させることが、国やメディアの仕事ではないだろうか?

私は微力ではあるが、この場で「本当の意味で、人生に役立つ情報」を発信していきたい。