【初めての農業日記 #03】畑に花を植えたら、チョウチョが来てくれた

畑を始めて2ヶ月近くが経ちました。私には一つ夢があります。それは、道ゆく人が癒されるように、畑の道沿いに「お花畑」を作ることです。

まだ花は少ないのですが、花壇を作っています。先日はペチュニア、ベゴニア、ナデシコ、メカルドニア、サンパチェンスなどを植えました。マリーゴールドは種から育て、苗をずらりと植えてみました。一斉に咲き始めるのが楽しみです。

先日、畑に新しい花を植えたところ、うれしい出来事がありました。植えたばかりの花に、蝶がやって来て、蜜を吸っていたのです。「自分が植えた花に、蝶が来てくれて、蜜を吸っている……!」この事実が、なぜだかとても嬉しく感じられました。

きっと、「自然の循環に貢献できている」と感じられたからだと思います。花から蜜を吸った蝶は、足や触覚に花粉をつけています。そしてまた別の花の蜜を吸うときに、雌しべに花粉をつけます。こうして蝶は花の受粉を手伝うのです。これが生命の循環です。

花を植えることで、微力ながら、その循環に参加することができたのだと、感慨深く思いました。花の管理はまだ慣れないことも多いですが、天候や土、そして蝶などの昆虫の様子を見ながら、これからも「お花畑」を大切に育てていきたいと思います。