出来るだけ無添加派(東京都・みささん)

私は20代までは無添加とは全く無縁の生活でした。

ランチはお菓子やコンビニのおにぎりで、化粧品もなんとなく選んだものを使い、添加物を気にしながら過ごす人達を見ると住む世界が違うなぁと感じていました。

ところが30歳を目前に初めて妊娠をして、育児雑誌を広げると無添加の文字が良く目に入るようになりました。

そして胎児のエコー写真で娘の顔がぼんやり見えた日から、添加物を気にするようになったのです。

大人の大きな体にとっては少しの添加物でも、こんなにも小さな赤ちゃんの体にとっては一体どれほどのダメージを与えるのだろう。

その不安から、授乳期が終わるまで無添加の物を選んで生活をするようになりました。

しかし、もともと大雑把な性格の私には無添加生活は苦痛でした。

そこで、授乳期を終えてからは小学校入学までを目標に、子供だけ出来るだけ無添加の生活に移行しました。

子育てをしていく上で、無添加派のママ友はごく僅かだった為、自分で決めた「出来るだけ」というゆるい目標に助けられました。

実際、無添加派の人は周りにかなり気を遣わせてしまうので、気を遣わせないようにかなり気を付けていました。

時には無添加派であることを隠し、嫌だと思いながらも頂いた添加物まみれのお菓子を食べさせることも多々ありました。

今では長女も次女も小学生になり、食べたい物は無添加かどうかに限らず買ってあげるようにしています。

娘達が駄菓子屋さんで嬉しそうに商品を選ぶ姿を見ると親心は複雑です。

添加物の入ったお菓子は量を調節して少なくして食べさせ、虫除けや日焼け止めは無添加を選んでいます。

やはり安心して食べられるものや肌につけられるものを娘達に使用している時は、心まで穏やかになれる気がします。

その安心がたくさんの研究や人々の情熱のお陰であることに感謝しています。

出来るだけ無添加派の私にとって、子育てをしていく上で「無添加派」と「添加物なんて気にしない派」の両極端に分かれてしまう現状をとても寂しく思います。

もっと気軽に、意識しなくても手に取れるくらいたくさんの種類の無添加商品がお店に並ぶことを願っています。