自分でつくるのだ(岐阜県・吉川さん)

余計なものというのはその名の通り余計なもので、なくてもいいものである。ない方がいいものである。そのなくていいものをわざわざ加えたり足したりするのには訳があって食品に関していえばおそらく腐りにくくしたり日持ちしやすくしたりするためなのだろう。ある商品を手に取る。裏返して原材料の表示の所を見るとよくわからないカタカナの体によくなさそうな物質の名前いがいろいろかいてある。カタカナというだけでそう決めつけるのは良くないがなんとなくそう思えてしまう。昔よくわからなかった頃はこの物質はこの食べ物をつくるために必要なものなのだろうと思っていた。でも自分で料理とかをするようになって「あ、これっていらないんだ」という事がわかった。そして自分でつくったものの方がコンビニとかで売られているものより明らかにおいしいのは自分の料理の腕が優れているとかそういうことではなくて、そういう余計なものをいれなくて済むからなんだと思った。おいしい料理をつくる上で非常に大事なのは料理を不味くさせるものを加えないということなのではないか。手作りだとそれが可能だ。商品として売るとなるとなかなかそうもいっていられないのだろう。僕はナッツが好きで良く食べるのだけれど塩がふってあるものが多い。お気に入りの素焼きナッツの商品があってよく買うのだけれどそっちの方がおいしい。個人的な好みというのではなくておそらく塩がふってないものの方がおいしいのだと思う。ただ技術的に難しいんだと思う。商品化するのが。

人生において食べることは大きな楽しみのひとつである。一日三回かける三百六十五日、かける生きた年数。食べること以外にも楽しみはいろいろあるが、人生の大きな楽しみのひとつである食べる事を大事にするために食じもお菓子も自分の食べたいものを自分でつくれるようになりたい。焦らず慌てずちょっとずつそういう料理屋お菓子づくりの時間を毎日、出なくてもいいから設けてそういう力を身につけていきたいと思っている。